9月初めのある日、ナスの葉がなんだか白っぽく見えました。
よく見ると、くもの巣のようなものがびっしり。
まさかこれが「ハダニ」だったなんて、そのときは思いもしませんでした。
ナスの葉っぱが白っぽい?

9月の初めごろ、家庭菜園のナスを見に行ったら、葉っぱがうっすらとくもの巣のようなもので覆われていました。
最初は「朝露かな?」と思ったのですが、よく見ると葉の裏に小さな赤っぽい点々がたくさん……。
数日たつと、葉っぱがどんどん色あせ、ほとんど枯れてしまいました。
犯人はハダニ!
調べてみると、どうやら「ハダニ」という害虫のしわざでした。
ハダニは0.3ミリほどのとても小さな虫で、葉の裏にすみついて植物の汁を吸います。
肉眼では見えにくいですが、葉の色が白っぽくなったり、細かいくもの巣のような糸が見えるのがサインです。
ハダニが発生する原因は?
ネットでハダニが発生する原因を調べてみると・・
- 雨が少なく、乾燥していると繁殖しやすい
- 風通しが悪い場所にある
- 葉の裏をチェックせずに放置してしまう
特に9月初めはまだ暑く、雨も少なかったので、ハダニにとっては快適な環境だったようです。
対策とお手入れ
ハダニ対策にはいくつか方法があります。私は次のようにしました。
- 被害の大きい葉を切り取って処分
- 葉の裏に霧吹きで水をかけて乾燥を防止
- 希釈した酢を振りかけるのも効果的
- 風通しをよくするために枝を軽く整理
市販の酢由来成分のハダニ用スプレーを見つけ、これらを試してみることにしました。
少しずつ復活

一度は「もうダメかも」と思いましたが、数週間たつと新しい葉が少しずつ出てきました。
まだ実がなるかどうかはわかりませんが、緑の葉っぱが戻ってきただけでも嬉しいです。
まとめ
ハダニは目立たないけれど、放っておくと一気に植物を弱らせてしまうやっかいな相手。
早めに気づいて葉の裏を観察することが大事だと学びました。
次にナスを育てるときは、こまめなチェックと霧吹きで予防したいと思います。
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